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三吉はかわいい小僧さんに化けて待っていました。夕方近くになって、家へ帰ろうと急いで おるおじさんに、「おじさん、今日は疲れたでしょう。ちょっと休んでいったら?」と、 お百姓さんを誘い、そこら中つれ回り、畑の中のほったて小屋をお寺の観音堂と思わせて 「なんまむだん。なんまむだん。」と、ありがたがって、拝んだりさせました。 または、お腹のすいている様なおばあさんには、 「美味いうどんやがあるで。」と、道ばたの農小屋で草をいっぱい集めてきて「うまい、うまい」 と、食べさせたりして、村の人たちを困らせて、小女郎と化け競争をしていました。 |
恵那手作り絵本の会 |